デントリペアという言葉を初めて耳にした方もいると思います。
デントリペアはドイツ・カーメーカーの組み立てラインが発祥と言われています。
製造ライン上でできてしまったヘコミを直す技術がヨーロッパからアメリカへ渡り、アメリカから日本へと渡ってきました。
技術面を含めツールも進化を続けているのがデントリペアです。
正式名称はペイントレス・デントリペアと言います。
駐車時にドアをぶつけられてパネルにヘコミが出来てしまった、洗車時にピラーを手で押して凹んでしまっった時などに適した修理方法です。
当店は約100本のツールを常備し、最適なツールをボディ裏側からテコの原理を利用しリペアしていきます。
また、ここ数年の異常気象により各地域に降雹による被害が残念ながら増大しています。
雹により車のボディも数百~数千のヘコミが作られた車を私は毎年のように目の当たりしているのが現状です。
知らない方も多いと思いますがデントリペアは雹被害修理に最も適した修理方法でもあります。一般的な修理は屋根の張替え作業やパネル交換、パテ修理となり、事故車又は修復歴が付いてしまいますが、デントリペアでは元の場所に鉄板を戻す修理方法となり、純正塗装が残せパネル交換も行いません。オーナー様にとって一番の利点は修復歴が車につかない!ということです。修復歴が付かない利点は車売却時大きく影響してきます。※ヒョウ害修理は車両保険適用可能です。
簡単ではありますがデントリペアについて説明させていただきました。
例えば走行中、電柱や柱にぶつけてしまったり塗装がガリガリに剥がれてしまった損傷、鉄板が伸びてしまっている場合はデントリペアでの修復は不可能です。
駐車中にドアをぶつけられた!自転車が倒れてきたなど、車が動いていない状態で出来たヘコミにデントリペアは適しています。
ドアパネル
ドアパネル
ボンネットパネル
リアクウォーターパネル
ピラーパネル ※プーリング
雹害車両ルーフパネル
大きさ | 1ヵ所目 | 同パネル2ヶ所目以降 |
~1cm | ¥13,200 | ¥ 6,600 |
~2cm | ¥16,500 | ¥ 8,250 |
~3cm | ¥19,800 | ¥ 9,900 |
~4cm | ¥23,200 | 11,600 |
~5cm | ¥27,500 | ¥13,750 |
~10cm | ¥33,000 | 別途お見積り |
10cm以上 | 別途お見積り | 別途お見積り |
雹害車両修理 | 別途お見積り | 別途お見積り |
※同一パネルにのみ半額適用
他パネルは1ヵ所目料金となります。
初めまして。スミダヤのヨコシマと申します。当ページをお読みくださりありがとうございます。
私が電話対応からデントリペアまで対応をさせていただきます。よろしくお願いたします。
約10年とデントリペアに向き合っておりますが同じヘコミは一切なく、1台1台蓄積した知識と技術で丁寧に修理させていただきます。
当店はカーディーラー様、板金塗装店様、中古車販売店様各社の技術協力店です。
残念ながらデントリペアは万能ではありません。2重構造、袋構造の場所、ドアの淵など修理が困難な場所があります。当店は裏側からツールアクセスできない場合はプーリング工法にてボディを引っ張りリペアすることもあります。
ポンチという樹脂製の道具で塗装表面を叩きますが塗装にダメージはありません。※ヘコミが深い場合は多少キズが入る場合もあります。
又、塗装面に相手車両の塗料が載っている事があり、微粒子コンパウンドで磨くこともあります。
デントリペアは塗装肌に合わせて修理をします。(塗装面はミカンの皮のようにボツボツとしています)スジがある場合はスジ線だけ残しヘコミは無くなるため目立ちません。
これまでに当店は雹害修理を150台以上と経験豊富です。安心してお任せいただければ幸いです。
R5.6年は群馬県で大規模雹害があり群馬県のカーディーラー様からご依頼いただいております。
※雹害車両には車両保険が適用可能です。保険会社とのやり取りも当店にお任せください。
走行中ボディをぶつけてしまった損傷については、対応ができません。デントリペアは車が動いていない時にできてしまったヘコミ修理に適しています。
塗装が部分的に欠損してしまったヘコミはリペアすればさほど目立たないと思います。リペア後にタッチアップされる方もいます。
ボディーコーティングされているお車でも問題ありません。塗装面に相手車両の塗料が載っている事があり、コンパウンドを使う時もあります。コーティング施工車両に関しては当店扱いのコーティング剤でよければ部分的に再コート致します。
一度確認させてください。致命傷がなければリペア可能かもしれません。
申し訳ありません。業者様以外の出張修理は行なっておりません。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
デントリペアで直せるヘコミ、直せないヘコミがあるのも事実です。
ご自身の判断では難しいと思いますのでご遠慮なくご相談ください。
DIYでの施工は絶対におススメできません。きれいに直せるヘコミも複雑なヘコミになってしまい持ち込まれる方を何度も見てきています。
私はデントリペアと出会いたくさんの方の笑顔に立ち会うことができました。この先も多くの方に喜んでいただけるよう日々技術向上に努めてまいります。